だいぶ前(何年前かは敢えて言いません笑)、私は軽井沢で行われる部活の合宿に向かうのにとても苦労していました。
1997年に新幹線が開業するまでは「信越本線」という電車で高崎や碓氷峠を経由して時間をかけて行ったものです。
今では上野から軽井沢までわずか1時間しかかかりません。
ただそんな信越本線での楽しみもありました。横川駅の「峠の釜めしの手売り」。電車の到着とともに飛び出してくる
お客に対して「かまめーし、釜めし」と売り子さんたちの大きな声が響いたのを今でも思い出します。
秘伝の出汁で炊いたコシヒカリの茶飯の上に、鶏肉、ごぼう、椎茸、筍、うずらの卵、栗、あんずなどがバランスよく
乗っており、旅情をさらに深めるものとなっています。
この釜めしの器は栃木県益子町で焼かれた「益子焼」でできており、昔からデザイン自体はほぼかわっていません。
この益子焼の特徴は陶土に気泡を多く含むため、厚手でぽってりとしていることです。砂気が多く素朴な味わいを
感じることができます。
ほとんどの方はこちらの容器を持ち帰って、自宅で再度釜めしを炊いたり、植木鉢に使ったりと様々な再利用をされています
(今は使い捨ての「パルプモールド」容器を選択することも可能です(同料金))。
峠の釜めしの「おぎのや」さんのHPではこの器を使ってのご飯の炊き方などか紹介されています。
今では横川の店舗以外にも各高速道路SA、軽井沢などの主要駅だけでなく都内でも購入できる店舗が増えています。
いつものお弁当代わりにたまには旅情に浸ってみてはいかがでしょうか
(写真はおぎのやさんの釜めしではございません)
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