お盆の基本的な考え方
お盆の風習は地域によってさまざまですが、基本的には「ご先祖様をお迎えする」「ご先祖様をご供養する」という考え方であり、お盆の期間には多くのお寺で「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と称した法要が行われています。
お盆にやることは?
お盆の墓参りは、8月13日に行くのが一般的と言われています。8月13日は迎え盆と呼ばれる、ご先祖様をお迎えに行く日です。 そのため13日にお墓参りをし、ご先祖様の霊を迎えるための「迎え火」を焚きます。8月16日は送り盆と呼ばれ、ご先祖様を送り出すための「送り火」を焚きます。
お盆期間中に避けるべきタブー行為はいくつかあります。
・水辺に近づくこと:お盆には供養されない亡霊が寂しさから人を引き込むという言い伝えがあり、水難事故に遭う可能性も高まるため、海や川へ行くのは避けるべきです
・生き物の命を粗末にすること:仏教の教えに基づき、殺生は避けるべきです。お盆にはご先祖様がトンボに乗って帰ってくるとも言われるため、虫捕りや魚釣りも控えた方が良いでしょう
・針仕事:針仕事で怪我をして血が出ると、血は「けがれ」とみなされるため、お盆の期間は避けるべきです
・トゲのある花を飾ること:トゲのある花は、怪我をする可能性があるため、飾るのを避けるべきです. また、血を連想させる赤い花も避けた方が良いとされています
・引っ越し:お盆の時期に引っ越しをすると、ご先祖様の霊が戻って来られなくなると考えられているため、避けるべきです
・入籍や結婚式:お盆はご先祖様を供養する期間であるため、お祝い事は避けるべきとされています
・納車や車の登録:お盆に納車すると車検もお盆頃になるため、気になる場合は避けるのが良いでしょう
・大掃除や工事:お盆期間は霊を敬う期間なので、慌ただしいイベントは避けるべきです
お盆はご先祖様の霊を供養する大切な期間です。タブーとされることを避けて、ご先祖様を気持ちよくお迎えしましょう。
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